健康習慣〜第6弾〜

こんにちは😄
やほ駅前鍼灸整骨院です😊

満開の桜も少なくなり、暖かい季節になりましたね!暖かいと言うより暑いくらいでしょうか?
まだ、花粉症の苦しさが残る方が大勢いると思いますが
新年度、新生活のスタートを元気にしていきましょうっ!

今回は、年齢を重ねるにつれ痛みや症状が強くなる膝関節についてお話ししていきます。
これから起こるかもしれない膝の痛みを未然に防ぎたい方、すでに痛みを抱えている方、それぞれに読んで欲しい内容となっております。いつまでも元気で歩ける体にしていきましょう!

第5弾 「膝関節の習慣」

まずは、構造についての説明です。

          ※左からO脚・正常・X脚
膝関節を構成する骨は大腿骨(太ももの骨),脛骨(スネと呼ばれる場所),膝蓋骨(膝のお皿)の3つの面から構成されます。
大腿骨の軸と脛骨の軸は一直線にはなっておらず、男女差はありますが大腿骨の軸に対して脛骨の軸が約15°に外側の傾いています。これを生理的外反と言いバランスを取るための体の構造となっております。地面に対して垂直な軸ではないというイメージです。
そのため関節自体の安定性は他の関節に比べ低くくなっており、それを補うために周囲の靭帯や筋肉、関節包等の軟部組織で補強している状態です。
膝関節には体重を支えるための安定性の保持歩行・走行に伴う大きな可動性とクッション性が必要とされます。普通の生活の中でも大きな負荷がかかっていることが分かりますね😰
膝関節の働きについてはこちらを参照ください。→「膝関節痛〜痛みのチェック」

膝の痛みとは☝️
ここでは、一般的に膝の痛みで最も多いと言われている「変形性膝関節症」について、ご説明をさせていただきます😊
変形性膝関節症とは、関節のクッションである軟骨が、加齢や筋肉量の低下などによりすり減って痛みが発生する症状です。
軟骨のすり減りにより、膝関節の隙間が狭くなり骨と骨どうしがぶつかることで、炎症が起きたり、骨の端にトゲのような突起物ができたり、最終的には骨自体が変形してしまいます。
男女比は1:4で女性に発生しやすいと言われています。
高齢者になればなるほど痛みが出やすく変形の可能性が高まり、膝の周りに痛みと水が溜まる原因になります。
【痛みその1】
痛みの初期症状は、「立ち上がり」「歩き始め」などの初動時痛がメインとなります😅
【痛みその2】
痛みの中期になると、正座や階段の昇降が困難となり段々と日常生活に支障がでてきます😓😓
【痛みその3】
痛みが末期になると、安静時にも痛みがとれず、軟骨のすり減りによる変形が発生し、膝をピンと伸ばすことが出来ず歩行困難になります😭😭😭

もうお気づきかと思いますが、我慢しても良いことはありません、、、。
軟骨のすり減る原因を、簡単にご説明しますと、膝の構造「アライメント」に異常が生じてしまっている可能性があります☝️※アライメント:各関節の骨の並び

ただ、痛みの原因は多岐に渡るので、日常的に痛みの症状が続くようであれば、重篤な障害をもたらすことがあるので、十分な検査・問診・触診が重要になってきます😌
重篤な症状とは、、、参考までにご確認ください。
代謝性疾患、リウマチ性疾患、腫瘍性疾患、外傷性疾患、変形性膝関節症など🤔


膝関節の可動域チェック

①ゆっくりと正座の姿勢をしてみましょう。
(足首をハの字にし、左右の親指が軽く触れるように行ってください。)
※四つん這いの状態で徐々に正座していく事をオススメします。痛みのでない範囲でゆっくり行ってくださいね。
✅しっかりと正座の姿勢がとれればオッケーです🙆‍♂️
✅お尻とかかとがくっつかない方、、、。要注意です。

②脚を伸ばした状態で、膝の裏を床に押し当てるように力を入れてみてください
この時はクッションなどは無しで行ってください
痛みのでない範囲でゆっくり行ってくださいね
✅しっかりと脚がのばせたらオッケーです🙆‍♂️
✅膝のお皿の周りが痛くて伸ばせない方、、。 要注意です。

予防改善ストレッチ

①大腿四頭筋のストレッチ
四つん這いの状態で徐々に正座していきましょう!(痛みのでない範囲でゆっくり行ってくださいね)
       

上級編:正座で問題がない場合はさらに伸ばせるようにしましょう!
曲げきった状態から体を倒していきましょう。
   

②ハムストのストレッチ
つま先を掴んだまま、膝を伸ばしていきましょう
  

[目安]

1回20秒×3回を13セット行なっていきましょう!
あくまで目安ですので、回数が増えても大丈夫です 長時間の座位、立位や膝関節周囲が硬い方は多めにしましょう。
※変形性膝関節症の方は関節の変形により膝が伸びきらない場合があるため無理は控えましょう。

その他、お身体のお悩みはやほ駅前鍼灸整骨院にお任せください。
次回は、「第7弾」になります!お楽しみに!
最後まで読んでいただき、感謝します。
ありがとうございました!!!

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