こんにちは!今回は梅雨時期の自律神経の乱れで起きやすい耳鳴りについてのお話です。「鍼灸で改善しやすい耳鳴り」と「改善が難しい耳鳴り」の違いを解説していきます。
鍼灸で改善しやすい耳鳴り⭕️
1. 自律神経の乱れが原因の耳鳴り
- 症状の特徴: ストレスや過労、不眠などと関連。音の強さに波がある。
- 理由: 鍼灸は交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があり、自律神経の乱れを整えることで症状が軽減される。
2. 血流障害が関係する耳鳴り
- 症状の特徴: 冷え性や肩こりを伴うことが多く、頭や耳の血行不良により発症。
- 理由: 鍼灸は局所の血流を促進し、老廃物の排出を助けることで耳鳴りの改善が期待できる。
3. 肩こり・首こり由来の耳鳴り
- 症状の特徴: 長時間のPC作業やスマホ使用後に悪化。首・肩のこりと並行して耳鳴りがある。
- 理由: 鍼灸で筋肉の緊張を緩めると、耳周囲の圧迫感が和らぎ、耳鳴りが改善されやすい。
4. 更年期やホルモン変化による耳鳴り
- 症状の特徴: めまいやほてり、寝汗なども併発。特に40代〜50代女性に多い。
- 理由: 鍼灸はホルモンバランスの調整を促し、更年期症状の一つとしての耳鳴りにも対応可能。
鍼灸で改善が難しい耳鳴り❌
1. 感音性難聴・加齢性難聴による耳鳴り
- 症状の特徴: 聴力が低下しており、常に一定の音(キーン、ジーなど)が続く。
- 理由: 内耳や聴神経の器質的(構造的)損傷が原因であるため、鍼灸では根本的な改善が難しい。
2. 薬剤性・化学物質による耳鳴り
- 例: 抗生物質(アミノグリコシド系など)や化学療法剤によるもの。
- 理由: 薬剤によって耳の細胞が損傷している場合、鍼灸による回復は難しい。
3. 脳腫瘍・聴神経腫瘍による耳鳴り
- 症状の特徴: 片側の難聴やめまい、顔面のしびれなどを伴う。
- 理由: 重篤な病変が原因であり、医療機関での画像診断と外科的対応が必要。
4. 耳の構造異常(耳硬化症・中耳炎の後遺症など)
- 理由: 骨の異常や慢性的な器質的変化があると、鍼灸だけでは効果が出にくい。
✅ 鍼灸治療前にやるべきこと
⒈耳鼻科での精密検査(聴力検査・CT/MRI)
-
- 危険な病気が隠れていないかを事前に確認。
⒉生活習慣の見直し(睡眠、ストレス、食生活)
- 鍼灸治療と併用することで、相乗効果が出やすくなります
「原因を調べたけど、内耳等に問題がない。」「耳鳴りが日常的に気になる」という方は、一度ご相談ください!
最後まで読んでいただきありがとうございました
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